日本自動車工業会(自工会)は、2001年第1四半期の海外生産統計をまとめた。海外生産は前年同期比2.2%増の163万8918台となった。2000年度の海外生産累計も同4.9%増の636万0071台だった。
第1四半期の地域別では、前年を上回ったのは欧州の同14.3%増、中南米が同34.9%増、大洋州が同10.9%増だった。台数の最も多い北米は同0.8%減とマイナス。北米が低迷したのが主因。落ち込みが大きかったのは中近東で同23.6%減だった。
2000年度は中近東を除く全地域が前年を上回った。台数の多い米国は同2.5%増、アジアが同4.5%増となって好調だった。