【株価】三菱とダイムラー・クライスラーとの連携強化---こう評価する

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全体相場は2連騰。自動車株も続伸して始まったが、後場にかけて伸び悩む動きが目立った。その中で、三菱自動車が前日比5円高の359円と、小幅ながら3日続伸。ボルボとの提携解消後、ダイムラー・クライスラーとの連携強化をアピールしており、体質改善と収益向上に対する期待が高まっている。

日産自動車は、前日比9円高の837円と6日ぶりに反発。このところ人気が低下傾向だが、5日間じり安となったことで、値ごろ感から買い戻しが入った。富士重工業、ダイハツ工業もしっかり。一方いすゞは、前日比10円安の237円と3日ぶりに反落。前3月期の赤字幅拡大が予想を上回ったことが嫌気された。米系の日興ソロモン証券は、目標株価を200円に引き下げたもようだ。スズキが、前日比19円安の1496円と3日ぶりに反落。トヨタ自動車、マツダもさえない。

《山口邦夫》

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