フォードのボス、ジャック・ナサーは『Ka(カー)』ベースのロードスター、『ストリートKa』の量産化を承認した。このコンパクトな2シーターはジュネーブ・モーターショーにも展示されるが、フォード幹部がauto-ASCIIに明らかにしたところによれば、ピニンファリーナが生産するという。
生産は来年年頭からはじまり、全部で3万台が生産される。情報筋によれば、量産型はギアが昨年のトリノ・モーターショーに展示したプロトタイプとデザインはほとんど変わらないという。ギアはもともとカロッツェリアだったが、フォードのシンクタンクとなった今は量産設備を持たないため、同じカロッツェリアのピニンファリーナに生産を委託したもの。
量産型ストリートKaはプロトタイプと同じFFプラットフォームを採用し、レーシング『ピューマ』と同じ1.7リットル直4(125PS)エンジンを搭載する。現時点で日本発売の計画は確認されていないが、右ハンドル、左ハンドル、2仕様が生産されることは確かだ