前夜の雨でトラックが濡れた状態でスタートしたエストリル合同テストの2日目(8日)。トップタイムを記録したのはAP04に乗ったプロストのジャン・アレジ。徐々にドライ状態に変化したコースをわずか29ラップしただけでトップタイムを出した。
前日に引き続き好調だったのがアロウズのエンリケ・ベルノルディ。前日のタイムを1.5秒も上回る好タイムを出した。一方のヨス・フェルスタッペンはハイドロ系のトラブルに苦しみ、わずか14ラップでエストリル最終日を終えた。
ベネトンはテストドライバーのマーク・ウェーバーが加わった。午前中、ニューマシンに乗ったジャンカルロ・フィジケラは終始エンジントラブルに苦しんだ。午後、テストを引き継いだウェーバーは40ラップをこなしてテストを終えている。
順位 | ドライバー /チーム | タイヤ ※1 | タイム ※2 | 周回 |
1 | アレジ /プロスト | M | 1'19''606 | 29 |
2 | ベルノルディ /アロウズ | B | 1'21''506 | 84 |
3 | ウェーバー /ベネトン | M | 1'21''925 | 40 |
4 | フィジケラ /ベネトン | M | 1'23''055 | 34 |
5 | フェルスタッペン /アロウズ | B | 1'23''190 | 14 |
※1:B=ブリヂストン、M=ミシュラン
※2:合同テストのため、オフィシャルタイムは発表されず、タイムはあくまでも参考。