べネトンがニューマシンを発表---111度V10

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5日、ベニスでベネトンが2001年チャレンジャーB201の発表会を行った。美しい景観で知られるサンマルコ広場を会場に、水の壁越しにマシンが見えるという粋な仕掛けをベネトンは用意した。

マシンは「マイルドセブン・ベネトン・ルノー・スポールB201」と呼ばれ、パッと見には特徴的なフロントウイングが目を引くが、目玉は革新的な技術を投入したルノー・スポール製の111度V型10気筒エンジンだと言えるだろう。

ルノー・スポール社長のパトリック・フォールは2001年を「変化と調整の年」と定義。フラビオ・ブリアトーレも「2001年にチャンピオンシップを制することはわれわれの目指すところではない。適格な人材に適格な道具を与え、将来の目標に向けた基盤作りのために開発プログラムを進めることが今年の我々のゴールがある」とコメント。

ジャンカルロ・フィジケラ、ジェンソン・バトン、テストドライバーのマーク・ウェーバーというラインアップをそろえたベネトンは2001年の成果をもとに、来年以降のチャンピオン獲得を目指す。

《編集部》

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