【トヨタ『ランクス/アレックス』】新時代のターゲットユーザーは……あなた

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『カローラ・ランクス/アレックス』は、トヨタにとって久々の小型5ドアハッチバックである。このクラスは欧州ではCセグメントといわれ、フォルクスワーゲン『ゴルフ』を筆頭に人気車が多いけれど、最近の日本ではパッとしないジャンルだ。なぜ、トヨタはあえてこのジャンルに復帰したのだろうか?

「このクルマはあくまで『新しいジャンルの5ドア・ハッチバック』なんです。これまでのような、単なるセダン・ベースの安直な派生車種ではなく、セダンの『カローラ』、ワゴンの『フィールダー』と並ぶ、独立した3本柱のうちの1本なんです」と、ランクス/アレックスのチーフエンジニア、吉田健さんはいう。

「5ドア・ハッチバックが人気がないと言われますが、それは昔ながらのものであって、たとえば『ヴィッツ』や『bB』など、最近の日本でも、新しい価値観を持った5ドア・ハッチバックは売れているんです」と吉田さんは分析する。

「そういう意味で、『ランクス/アレックス』も、新型カローラをベースにしていますから、背が高くて室内が広いという、新しくてスタイリッシュなパッケージを持っていますし、走りが爽快で、かつクラスを超えたクオリティを備えているという、新しい5ドア・ハッチバックなんです」。

それゆえ、「ターゲットユーザーは20〜30代のヤングおよびヤング・ファミリーですが、たとえばVW『ゴルフ』やオペル『アストラ』といった、ヨーロッパの本物のハッチバックと同等の性能が欲しい、という方や、あるいは都市にお住まいで、セダンが欲しいけれど、駐車スペースの関係でこちらを選ぶ、という方など、幅広い層のお客様に乗っていただきたいと思っているんです」

「特に、都会的なキャリアウーマンの方にも乗っていただきたい、と考えまして。そうした方のニーズに充分応えられるだけの、お洒落なクルマに仕上っている、と自分では思っているのですが」と吉田チーフエンジニアは胸を張る。

つまり、『ランクス/アレックス』はあくまで「新時代のプレミアムな5ドア・ハッチである」ということだ。それにしても、「ヨーロッパ車ユーザーや都会的なキャリアウーマン」がターゲット・ユーザーになるとは、さすがに21世紀というか、時代は変わったものである。

が、CFのメインキャラクターが「つんく」と「おすぎとピーコ」というのは、ちょっと違うような気もするのだが。カリスマモデル兼ミュージシャンの甲田益也子を起用した、『カローラFX』のCFのようなおシャレ感はない……。

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