【新聞ウォッチ】トヨタが1位でも“インパク”トはゼロ

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年1月24日付●新日鉄、仏ユジノールと提携「強者連合、クルマ再編と歩調」(読売・8面)●「少しでも安く」「少量でも気軽」セルフ式スタンドが人気(読売・11面)●「どこまで行っても競争」張富士夫・トヨタ社長インタビュー(東京・7面)●スズキ、小型車戦略強化、環境配慮の新型「エリオ」発表(東京・7面) ●「ピラミット観光は電気自動車に」エジプト政府、ラクダ立ち入り規制で対応(東京・24面)●GM社製「カマロ」とダイムラークライスラー社製「ベンツ」でリコール(産経・26面)●三菱自工、クレーム把握後も大型バスを販売(毎日・27面) ●「1cc1000円のバイクで巻き返せ」鈴木修・スズキ会長が叱咤(朝日・13面)●オピニオン・歩く解説「道路建設止まらぬ聖域」(朝日・14-15面)●インパク閲覧ランク、トヨタが1位に(日経・5面)●二輪車海外生産、ホンダが5割増へ(日経・11面)●ホンダ労組、賃上げ8800円ベア2000円春闘で要求(日経・11面)●ヤマハ発、アルミ部品製造集約(日経・12面)●市光工業が技術情報検索などネット事業参入(日経・13面)

ひとくちコメント

政府の主催で昨年の大晦日から開催しているインターネット博覧会「インパク」のサイト別“入場者”数を、総務省が公表した。つまり、どこのパビリオンに一番多くアクセスしたのかという閲覧件数ランキングだ。

1位はトヨタ自動車で、全閲覧件数に占めるシェアは8.8%だったそうだ。2位が高知県、3位がJ-フォン、以下日本テレビ、ソニー、フジテレビと続くが、トヨタのパビリオンに人気が集まったのはネット上で自動車レースの対戦ゲームが楽しめることや、クルマを自分の好きな角度から眺められる「バーチャルショールーム」などが評判という。さすが、豊田章一郎名誉会長の御曹子・章男取締役がネット情報サイトの「GAZOO」に入れ込んでいるだけのことはある。

それにしても、「インパク」の知名度はいまひとつ盛り上がりに欠く。そう言えば、IT好きの “イット”総理が、ワイシャツ姿でお茶を飲みながら慣れない手つきでマウスを動かしていたテレビCMは記憶にある。あの画面をみて「おーいお茶」という某飲料メーカーのCMと勘違いしたのは筆者だけだろうか……。

《福田俊之》

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