日本での『フリーランダー』発表会見のために来日した英ランドローバーのマシュー・テイラー取締役(販売・マーケティング担当)は、顧客がディーラー店頭から好みの仕様を選ぶと、生産・納車スケジュールが自動的に割り出されるシステムの構築に着手することを明らかにした。
RVやSUVは用品の装着率が高く、ランドローバー社もフリーランダー用として240点(うち日本に持ち込まれるのは120点)の用品を販売しているが、多様化する顧客の要望に応じられる半面、納期が長くなることが悩みの種だった。
同社はIT(情報技術)を駆使し、世界のディーラーとインポーター、生産拠点を結んで迅速な「オーダーメードビジネス」を目指す。