【株価】好調の本田技研工業が、一転カヤの外

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【株価】好調の本田技研工業が、一転カヤの外
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全体相場の反発を受けて、自動車株も堅調な動きとなった。スズキが前日比22円高の1200円と続伸。いすゞ、富士重工、マツダも反発した。こうした中、本田技研工業がカヤの外といった格好。

本田技研工業は前日発表された昨年12月の軽乗用車販売台数で、『ライフ』が前年同月比14.8%増とスズキの『ワゴンR』を猛追しているが、株価は無反応。年末年始の動きと打って変わって、前日比60円安の4230円と4日続落した。

トヨタ自動車は、大幅に下げただけに押し目買いが入り、3日ぶりに反発。しかし、売り圧力は依然強く、終値は前日比40円高の3440円と上値は重い。トヨタ株に関しては、持ち合い解消の売りとともに、EB(他社株転換社債)に関連した売りも指摘されている。EB債は高利回りの半面、発行企業の株価が一定水準を下回った場合は株式で償還するもの。株券で償還を受けた投資家が市場で売却を急いだものと見られている。

《山口邦夫》

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