トヨタが再びデトロイト・オートショーを戦略的に利用した。首脳陣がはるばる会場のコボホールまでやってきて、最新コンセプトカー『マトリックス』を披露したのだ。コンセプトカーとはいえ、近い将来の量産がすでに決定している。
マトリックスはファーストタイム・バイヤー、つまり初めてクルマを購入する若い世代がターゲット。SUVの使い勝手を持つスポーティ・カーだ。ベースは『カローラ』、オンタリオのケンブリッジ工場で生産される。
エンジンは2種類。1.6リットル直4(130PS)が標準で、ショーに展示されたスポーツ仕様は『セリカGT-S』(北米仕様)と同じ1.8リットル直4(180PS)を搭載している。
《Charlie Foster》