日産自動車は『プレサージュ』、『ステージア』、『スカイライン』、『シーマ』の4車種に搭載した制動装置に不具合があったとして、運輸大臣にリコール（回収・無償修理）を届け出た。対象となるのは1998年8月3日から1999年3月24日までに生産した1万2712台。
対象のクルマでは、制動装置の制動力制御装置（ABS=アンチロックブレーキシステム）のコントロールユニット内部の素子電極の材質が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該電極部の抵抗が増大するものがあり、ABSの作動が不要な制動時にも作動してしまい、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがある。
不具合件数は2件で、発見は販売会社からの情報による。
