赤字体質からの脱却を急ぐいすゞ、だけど……

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いすゞ自動車は27日、赤字体質からの早期脱却をねらう緊急計画を策定した。同社の2000年9月の中間決算(連結決算)は経常利益段階で340億円と期初予想を大幅に上回る赤字。年間を通しても320億円の赤字が残る見通しで、有利子負債も東京いすゞなどが連結対象に加わったことで再び1兆円を超えてしまった。

この対策として同社がまとめた「全社横断緊急アクション」と称するプランは、今後1年間をめどにした新たなリストラ計画。部品・資材の調達コストを年間8%削減するほか、さらなる人員削減や大型トラックの生産ライン効率化、関連企業数の半減にとりかかる。これらによって、来年度は黒字化を達成する計画だ。

《編集部》

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