【解説-新世代『ミニ』】エンジンはサンバのリズムで

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新型『ミニ』は来年発売されるが、その時点で排気量1.6リットルエンジンが2種類のチューンで用意される。このエンジンはBMWとダイムラー・クライスラーが合弁でブラジルに設立したトリテック・モーターズで製造される。

BMWの技術水準からいえば、このパワープラントはきわめて保守的な構造を持つ。ブロックは鉄製、シリンダーヘッドはアルミニウム製、シングル・カムシャフトが気筒当バルブを開閉する。新型車発売時点で90PSと115PSの2仕様があり、115PS仕様はパリで発表された『クーパー』に搭載される。

さらに155PSを発生するスーパーチャージャー仕様も開発中だといわれる。この協力仕様はレインジ最強モデルの『クーパーS』に搭載されるだろう。その発売は2002年だ。

> 次回へつづく

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