マイクロソフトが最新のウィンドウズを発表した。ただしこれは自動車限定版。新しいウィンドウズCEは、現在各自動車メーカーやエレクトロニクス企業が急ピッチで進めている車内コンピュータ専用のOSである。以前のバージョンはGMのオンスターに採用されているが、新型はより多様なコミュニケーションに対応させたもので、動画を受信するキャパシティがある。
アナリストによると、アメリカでは2006年には新車の半分近くが車内にコンピュータ搭載の形で販売されることになる、という。ウィンドウズのモバイルバージョンはナビゲーション、携帯電話、インターネットコミュニケーション、eメールなどの様々なデバイスに対応できるインターフェイスを備えたもの。
自動車専用を目指してはインテルもOSの開発に取り組んでいるが、マイクロソフトに遅れをとっている。このままでは自動車コンピュータの世界でもやはりウィンドウズが圧勝することになる?