【CEATECレポート Vol. 1】モバイルはブルートゥースの時代へと進化!?

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10月3日から7日まで、千葉県美浜区の日本コンベンションセンターで『CEATEC JAPAN2000』という通信・情報・映像分野に関する展示会が開かれていたのは既報のとおりだが、ここで紹介されていた新技術のうち、一番注目を集めていたのが「ブルートゥース」だ。

ブルートゥースはエリクソン、ノキア、IBM、東芝などが1998年に提唱し、世界で1800社が参加しているグローバルな無線通信規格。低消費電力という点がモバイル機器にはマッチすると言われ、しかも理論上の通信速度は7.2MB/秒。現在の最速はPHSやcdma-Oneの64KB/秒、NTTドコモが開発中の次世代携帯電話のW-CDMAが3.84MBだということをいえば、これがいかに高速かがおわかりいただけるだろう。

音響メーカーのケンウッドは、このブルートゥースを利用したカー・ハンズフリー・システムを展示していた。今のシステムはケーブルで接続する必要があり、電話の機種別に機器を揃える必要があったが、ブルートゥースのユニットを内蔵したシステムであれば、中間でケーブル結線する必要もなくなる。しかも高速、高音質とのこと。今後に期待が持てる技術である。

《石田真一》

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