ボルボ開発秘密基地の全貌、ついに公開!!

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30日に行われたボルボ・カーズ・ジャパンの記者会見では、ボルボが誇る衝突実験施設「セーフティセンター」の全貌も明らかにされた。

この施設は、ボルボ社が6億5000万クローナ(約100億円)の巨費を投じ、建設されたもの。長さ154mと、稼動する108mのトラック(軌道)を使い、双方のトラックに実験車を走らせることで、実際の道路上で起こる事故(正面衝突からオフセット衝突、側面衝突など)をすべてシミュレーションできるという。稼動する側のトラックは0〜90度の角度でコースを設定することができ、誤差25mmという驚異的な精度で衝突部位を決められる。

もちろん通常の実験で使われる可動バリアも用意されているが、これは重さが850トンもあるというもので、大型トラックなどの衝突実験も可能なものだ。かなり重いバリアだが、12個のエアクッションが下部に備え付けられており、実験施設内での移動もラクに行える。

また、これ以外にもスーパーコンピューターを使用した施設もあり、こちらは実車を衝突させることなく、机上で何度も繰り返し衝突実験をできる。パーツの強度や構成を変えながら実験を進めることができ、完成車を衝突させるのと同内容の実験を、4時間に1台のペースで実施可能だ。

《石田真一》

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