輸入権移管の怨念か、エアバック誤作動でポルシェジャパンがミツワの尻ぬぐい

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ポルシェ『911』のエアバックが停止中に開き、負傷した男性が、ポルシェジャパンと販売会社を相手に製造物責任(PL)法に基づく賠償を求めていた訴訟で、大阪地裁でポルシェ側が男性に100万円の賠償金を支払うことで和解した。

男性は1997年2月にポルシェ911の新車を購入。翌年の7月、運転席のエアバックの警告灯が点灯、その後信号待ちで停車していたところ、エアバックが突然開き、男性は顔や胸に怪我を負った。男性は355万円の損害賠償を求めて提訴した。

ところで男性は、ミツワ自動車が輸入権を持っているとき911を購入した。しかし訴えられたのは、その後、訴訟沙汰にまでなって輸入権を移管したポルシェジャパン。ポルシェジャパンは「責任はミツワ自動車にある」として争ってきたが、今回損害賠償の支払いに応じた。

強引に輸入権を移したミツワ自動車の怨念が影のようにポルシェジャパンに迫っている?

《レスポンス編集部》

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