日本自動車連盟(JAF)がまとめた1999年度のロードサービス処理件数は、前年度比1.2%増の299万3910件となり、300万件には及ばなかったが、過去最高だった前年度の記録を更新した。処理件数を換算すると10.5秒に1件の割合で故障車などを処理したことになる。
道路別では、一般道路が同1.4%増の279万5566件、高速道路が同1.4%減の3万9433件となった。
ロードサービスを処理したユーザーの会員、非会員別では、会員の割合が86%と、前年の割合と比較して2ポイント上昇した。JAFでは、ロードサービスの受け付け指令システムを電算化したことで、現場到着時間の短縮が図れたことや会員数が増えたのが増加した要因としている。