光岡自動車は7月までに、乗用車「ZERO1シリーズ」の生産を終了すると発表した。今年の秋から実施されることが決定した運輸省の側面衝突試験に、ZERO1は適合しないと判断されたから。同試験に適合するためには新たなシャシーが必要となり、同社は2001年にも、新シャシーによる新モデルの企画・製作を目指す。ZERO1は、同社として初めて運輸省の型式指定を取得したモデルで、同社を国内10社目の乗用車メーカーと位置付けた記念すべきクルマ。94年1月に発表・発売し、これまでに345台を販売している。