『アルファード』&『ヴェルファイア』、俗に言う「アルヴェル」はここ日本で、三代をかけていわゆる高級車の数的総代の座を射止めるに至った。今や乗るにせよ乗せられるにせよ、それはかつての「白いクラウン」のような満たされ感や憧れ感を供する存在でもある。
メルセデスベンツ『CLE』は『Eクラス』相当のクーペなのか。当たらずも遠からず、というのが正直なところである。
今年初頭、初めてBYDの『ATTO3』というモデルに試乗した時、かなりポテンシャルのあるクルマであると書いた。そのBYDの第2弾となるモデルが『ドルフィン』と名付けられたコンパクトSUVである。
Laid back(=悠々とした、寛いだ)から考案された車名という『レヴォーグ レイバック』。その名の由来どおり、母体の『レヴォーグ』のスポーツ性に対して、派生車ながら、どうやらゆったりとした“別キャラ”に仕立てられたクルマということらしい。
やっぱり純ICE(内燃機関)もいいよな…ということでスペシャルな試乗会にスバルが持ち込んだ『インプレッサ』は何と「ST」という“素”のグレードのモデルだった。
中国の自動車メーカーBYDは、日本向けとしてEV3機種の導入を予定している。そのうちの第二弾となる『ドルフィン』の試乗会が開催され、試乗の機会を得た。
「スバル『レヴォーグ』に新しい仲間が加わった」。プレゼンテーションを聞いているとまさにそんな感じだ。新型車ではなくグレードの追加といった印象である。というのも、コンセプトは都会的なレヴォーグを少しだけ背を高くしてアウトドア感を出すといった内容だからだ。
2017年の日本導入当初には頻繁に乗る機会があったのに、思えば年単位で乗っていないなと思っていたところに、ちょうど仕様変更の情報が届いたので、さっそく借り出した。
◆日本市場専用に開発 ◆一充電走行距離は400km ◆高速道路でも不満のない動力性能 ◆さらに乗り心地の良いロングレンジ
ドルフィンを目の前にしていると、ローカル規格の軽EVではない、グローバル規模で展開する非プレミアムの普及型BEVとして、限りなく日本市場では初物に近い選択肢となることが察せられる。
「グレカーレ・トロフェオ」に試乗して、その奥ゆかしいけど痛快な乗り味と、新世代マセラティとして完全に「らしさ」をモノにした完成度の高さに、驚嘆せざるを得なかった。
二輪車の8月人気記事をランキング形式でご紹介する。1位は『Can-Am RYKER RALLY』の試乗記。オープンエアタイプの3輪モビリティ(逆トライク)として親しまれているCan-Am(カンナム)のスポーツモデルに注目だ。
イギリスのバックヤードヒルダーから始まりF1の名門チームにまで登り詰め、近年ではライトウエイトスポーツが人気だったロータスだが、いまはブランドの再構築の真っ最中だ。
新型トヨタ『アルファード』&『ヴェルファイア』は、クルマの基本骨格が良くなったと思われる。端的に言えば、ボディ剛性を高め、走る、止まる、曲がる、といったベース性能が高まったようだ。
ルノー・ジャポンはメディアを対象とした燃費競争をやった。横浜から愛媛県の松山まで指定されたコースで走り、その燃費を競うというもの。結果は何とWLTC越えの31.0km/リットル超というとんでもない記録を出したという。