社内呼称NDの『ロードスター』がデビューした時、その搭載エンジンが1.5リットル、131psという、少し物足りないスペックだったことに、若干の不満を抱いたユーザーも少なくなかったのではないかと思う。
今回の「360度 VR試乗動画」では、クーペに設定される610馬力の高性能バージョン「R8クーペ V10 プラス 5.2FSI クワトロ」を袖ヶ浦サーキットに持ち込み、その走りを検証する。
意外にもエステートの『V90』の全長のほうがセダンの『S90』より30mm短い。バックドアを強く傾斜させてスラリと優雅に見せながら、決して冗長ではないスタイリングの秘訣はその辺りにある…のだろう。
レクサス初、つまり国産初ともいえるプレミアム・ラグジュアリークーペである『LC』には、パワーユニットをハイブリッドとした「LC500h」が用意されている。
ヨーロッパのカーオブザイヤー2017に輝いたのがSUVのプジョー『3008』。世界的に高まるSUV人気に合わせてPSAが放ったモデルは、ヨーロッパで高い評価を得たが、日本仕様のフィールはどうなのだろう。早速、東京都内の市街地で短時間ながら3008に試乗した。
スバルの新世代プラットフォームの「スバル・グローバル・プラットフォーム」を採用する新型『XV』。先行して発売された『インプレッサ』をベースにするクロスオーバーSUVだ。
車名を判別できる程度の意識で、クルマが通り過ぎるのを見ることがあると思う。あっ、スバル『XV』だな…と。その時、果たしてあなたはそれが「新型のXV」だと気付くだろうか。
トヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用し、走りも折り紙付きの『プリウス』。これに大容量バッテリーを搭載しプラグインハイブリッドとなった新型『プリウスPHV』は、デュアルモーターによるパワフルな走りと、さらに高められた静粛性によりプレミアム感を増したという。
「XC」という名でこの手のモデルがボルボラインナップに登場したのは1997年。当時は本格的なSUVを持たず、ある意味では苦肉の策だったモデルともいえる。
マツダのBセグメントサブコンパクト『デミオ』のターボディーゼル+6MT「XDツーリング」で3400kmあまりロングツーリングする機会があった。前編ではマイナーチェンジで大きく変わったシャシー性能についてリポートした。
久しぶりにいいフィールのエンジンに出会えた。『540i』が搭載する3リットル直6直噴ターボエンジンは回転バランスと伸びのある回転フィールがとてもいい感じだ。
なんてエレガントなセダンなのだろう…が第一印象。フラッグシップらしい恵まれたボディサイズなのは当然として、余計な線やディテールを極力廃したスリークな容姿は、一服の清涼剤のようで、ホッとさせられる。
昨年秋にマイナーチェンジを受け、パワートレイン、シャシーチューニング、装備など多岐にわたって変更を受けたマツダのBセグメントサブコンパクト『デミオ』で東京~鹿児島間を3400kmあまりツーリングしてみたのでリポートをお届けする。
のっけからお金の話で恐縮だが、そのお値段2739万円(消費税込み)だそうである。実はこれよりも高いSUVは存在するのだが、少なくとも乗ってみた感じは、今のところ別世界のものだった。
タイヤが10分の1回転、いや1cmも動かないうちに「なんて癒されるクルマだろう」と思った。ボサノヴァでも聴きながら走ろうものなら、それはもう、雲に乗って走っているかのような極上の夢見心地気分…である。