今月始めに開催されたCESを総括してみたい。自動車業界から見た今年のCESは、大きく3つのテーマが明らかになった年であった。
米国の自動車メーカーとしては、初のハイブリッドスポーツカーが、2020年に誕生することが分かった。
19~22日に開催された、世界ラリー選手権(WRC)開幕戦モンテカルロ。18年ぶりワークス参戦のトヨタが初戦で2位に入り日本でも大きな注目を集めたが、優勝したのは4連覇王、今季はMスポーツ・フォードに移籍したセバスチャン・オジェだった。
米国の自動車大手、フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは1月上旬、2016年の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる127万2708台。前年実績に対して、14%増と2桁増を達成した。
2017年のCES会場を、自動車関係に限らず広く見て回っていくと、「Alexa」のロゴをそこらじゅうに見かけることになった。
昨年のCESで発表されたスマートデバイスリンク(SDL)は今年、フォードSYNC、トヨタentuneブランドで登場した。
米国の自動車大手、フォードモーターは1月4日、米国ラスベガスで開幕したCES17において、次世代の自動運転車の開発車両を初公開した。
アメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏は、5日に自身のTwitterにおいて、トヨタ自動車が建設を進めるメキシコの新工場について、同社の方針を強く批判するツイートを投稿した。