スズキのインド生産・販売子会社で、インド自動車最大手のマルチスズキは、『スーパー キャリイ』の南アフリカとタンザニア向け輸出を開始した。
スズキは6月29日の取締役会で、CEO(最高経営責任者)を鈴木俊宏社長(57)が兼務することを決めた。同日の定時株主総会で鈴木修会長(86)がCEOを辞任したことに伴う措置。
スズキが発表した2016年5月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比2.8%減の24万7153台で、7か月連続のマイナスとなった。
スズキの稲川誠一元会長が6月28日、死去した。90歳だった。稲川氏は1945年に鈴木式織機(現スズキ)に入社。技術部長を経て73年に取締役となり常務、専務を歴任した後の87年から93年まで会長を務めた。
スズキの中国法人は6月上旬、中国における5月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万2842台。前年同月比は22.2%減と、5か月連続で前年実績を下回った。
スズキは6月20日、Moto2クラスでランキングトップを走るアレックス・リンス選手とファクトリーライダーとして2年契約を締結したと発表した。2017年と2018年、スズキはリンス選手とアンドレア・イアンノーネ選手の2名体制でMotoGPに参戦する。
インド自動車工業会は6月9日、インド国内の5月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、28万8729台。前年同月比は8%増と、11か月連続で前年実績を上回った。
6月15日開催予定のトヨタ自動車を皮切りに3月期決算の上場企業の株主総会が来週から本格化する。
スズキ鈴木俊宏社長は8日、燃費データ不正で内部の自浄作用が働かなかったことについて、組織の風通しについて言及した。
燃費データを不正に測定していたスズキが、再発防止策とともに鈴木修会長らの経営責任を明確にした。
スズキが燃費データ不正問題で8日に国土交通省に行った追加報告。役員らの処分とともに、もう1つの柱となったのが再発防止だった。報告ににじんでいるのが、法令順守が重視されていれば、不正は防ぐことができたという反省だ。
スズキの鈴木俊宏社長は6月8日、鈴木修会長とともに国土交通省に燃費データ不正問題の再発防止策などを報告し、同省で記者会見した。
スズキの鈴木修会長や鈴木俊宏社長らは6月8日、燃費データの不正問題について、経営責任の明確化や再発防止策を国土交通省に報告し、同省内で記者会見した。
スズキは8日夕方、燃費データ不正問題で国土交通省に追加報告。同省に求められていた責任の明確化について、次のような処分を決めた。
スズキの鈴木修会長や鈴木俊宏社長らは6月8日、国土交通省に燃費データの不正な測定を行っていた問題について、17時30分から同省内で記者会見する。