トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱の名物開発者たちが、次世代自動車技術展「オートモーティブワールド2016」に集結。特別講演として、自動運転やクルマの近未来についてディスカッションが行われ、白熱したコメントや議論が飛び交った。
トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱の名物開発者たちが、次世代自動車技術展「オートモーティブワールド2016」に集結。
事務機器メーカーの大手、リコーは「オートモーティブワールド2016」に昨年10月に発売した最新の3Dプリンターを出展した。「AM S5500P」と名付けられたそれは、これまでのものと大きな違いを持っているという。
「オートモーティブワールド2016」では地方自治体が主体となって出展するケースが少なくなかった。その一つがいわて産業振興センターで、ブース内に「ショーケースカー」と名付けた車両を展示した。
ユニオンツールは15日まで開催の「ウェアラブルEXPO」で、自社製ウェアラブル心拍センサ「myBeat」(WHS-1)による眠気通知機器「DSD」を展示。
ミツバは、インホイールタイプの薄型駆動ユニットを組んだアシストウォーカーを「オートモーティブワールド2016」で参考出品。同社スタッフは「いろいろな用途がイメージできる。使い方や将来性は、ぜひブースで試乗して想像してほしい」と伝えていた。
東海エレクトロニクスグループは、15日まで開催の「オートモーティブワールド2016」で、同社と組む自動車部品メーカー、エレクトロニクス関連会社などのデバイスを結集させた電動カートを展示。
東洋紡は、15日まで開催している「オートモーティブワールド2016」で、発泡成形用「グライマイド」を採用したマツダ車向けエンジンカバーや、プレス成形用GF複合材料「クイックフォーム」を使ったタミヤ向けラジコンシャーシなどを展示した。
15日まで開催の「オートモーティブワールド2016」でZMPは、神奈川県内で2月29日~3月11日に実施される一般向けロボットタクシー体験イベントに貸し出す「市販ミニバンベースロボットカー『RoboCar MiniVan』」などを展示。
帝人は、15日まで開催されている「オートモーティブワールド2016」で、モビリティ領域の軽量化に向けた用途展開を紹介。
台湾・台中のT.G.Q(Taiwan Golden Quality Motor Technology、昌旺汽材工業)は、ブース全体のつくりは地味だが、自社のコントロールアームを「『美』の哲学」という一風変わった切り口で日本企業にアピールしていた。
住友重機械工業は、自動車のボディやフレームなどの車体部品を大幅に軽量化できる製造システム「STAF(Steel Tube Air Forming)」を開発した。
ソレキア(東京都大田区)は、路線バスや通勤電車に使われているLITEMAX社製車載モニタを展示。「東武東上線などの電車にも採用されている」という38インチSpanpixelリサイズLCD、48.4インチ同を並べ、輝度による見え方の違いや表示の仕組みを紹介していた。
本田技術研究所四輪R&Dセンターの杉本洋一上席研究員は、1月13日に行われたオートモーティブワールド2016の専門技術セミナーに登壇し、若者のクルマ離れの解決策として運転支援技術が生かせるとの考えを示した。