自動車ジャーナリストや識者がその年を代表する車種を選ぶ日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)。2013年はVW『ゴルフ』(7代目)が選ばれ、同賞創設以来の初めて輸入車が大賞を受賞する快挙を成し遂げた。
『ポロ』から『パサート』まで開発可能なモジュールボディ構造を取ることで開発コストの軽減を図りながら、極めて完成度の高い、素晴らしい操縦性と操縦安定性を備えたクルマを作り上げた点を高く評価した。
私は日本カー・オブ・ザ・イヤーの意義を、一般ユーザーのクルマ選びの参考に資することにあると位置づけている。
今回はその車の歴史や背景を重視した。