『BRZ』初のSTIコンプリートモデル、スバル『BRZ tS』。ニュルブルクリンクでテストも実施、500台限定(受注期間2014年3月9日まで)で発売された同車の走りは、狙いが実にハッキリしている。
ノーマルの『タント』のオススメ度が★×4であるのに対し、こちらは★×3。パワーソースもフットワークも評価が高いのに、どういうことよ、と問い詰められそうだが、本誌の場合、年齢も評価軸もちがう書き手が何人も試乗記をよせる。ゆえ、あえて筆者の意見である。
スライドドアの便利さは、使ったらやみつきである。風の強い日や、雨でさっと傘をあけたいときなど、隣のクルマにドアパンチを食らわせる心配ゼロの安心感といったらない。
定番のメッキグリルをあしらったダイナミックな顔つきのダイハツ『タントカスタム』。人気の高いシリーズだけに、新型も手堅いルックスにまとめられた。
49度から56度。新型タントのAピラーの角度は、従来型よりさらに立てられた。次回はいっそ90度か…と余談はさておき、拡大傾向の“モアスペース”市場に向け、“空間の広さ”にこだわった結果だ。
今回の三菱ふそう試乗会では、テストコース内での試乗ということで筆者自身、初の大型トラックを運転させてもらった。乗ったのは総重量25トンの三菱ふそうスーパーグレートだ。
プログラム書き換えでエンジン性能が高められる「ポールスターパフォーマンスパッケージ」。該当エンジン搭載の登録後の車両に用意されるパッケージで、予約後ディーラーに依頼、作業時間20分ほどで装着完了という。
3代目となった『X5』は、明らかに「コンサバ狙い」である事が鮮明だ。ボディサイズは殆ど変わっていないし、エクステリアのデザインも人によっては“代わり映えがしない”とそんな表現となりそう。
“洗練”がコンセプトという、ボルボの「R-DESIGN」。モデルイヤーチェンジで新型となったラインアップのうち『S60 T6 AWD R-DESIGN』は、ときめきのある走りが印象的だ。
『ウニモグ』と同じダイムラーベンツの全輪駆動オフロードトラック、『ゼトロス』にも同乗試乗する機会を得た。ウニモグと違い、ゼトロスは日本には導入されていないから、存在自体がレアだ。
全長が5mに迫ろうという『CLS』では余りに巨大過ぎるし、そもそも“ベースグレード”でも900万円を大きく突破という価格からでは到底手が届かない…
AMGの美学と力学を装備…カタログのそんなフレーズにも納得させられた。雰囲気重視のCのクーペなのだろうと思いきや、気骨ある走りに意表を突かれた思いだ。
キドニーグリル、ランプ類を微妙に“違えて”いるのはこれまでどおり。けれど(『3シリーズ』の)セダン、ツーリングなどから独立。『4シリーズ』を名乗り、ラグジュアリー性、パーソナル性をより主張するクーペに仕立てられた。
当初、登場した『208』シリーズの印象は、決していいとは言えなかった。
燃費の悪いハイブリッドに、なんの意味があるのか? 私世代の女性のほとんどは、そう思っていることだろう。