2012年11月、マツダが販売を開始した新型『アテンザ』。3月3日現在での受注台数は当初の予定を大幅に上回る1万2000台超と、上々の立ち上がりを見せている。
新型『アテンザ』には、セダンとステーションワゴンのボディがあるが、今回2Lのガソリンと2.2Lディーゼルターボを試乗した。
今のところ評判の非常に良い3代目『アテンザ』は、とてもスタイリッシュだし、たしかに一般的な乗用車に比べるとはるかに次元の高い仕上がりだと思う。大半の人にとっては今購入しても大きく期待を裏切られることはないだろう。
かっこいいスタイルと質のいい乗り味、その両方をしっかり作り込んでいるという点で、ボクは『アテンザ』を高く評価したいと思う。
かつて、日本にはワゴン黄金期があった。1989年に『レガシィ』がツーリングワゴンを発表したのをきっかけに、各社が乗用車ベースのワゴンを開発。それまでライトバンの乗用タイプだったものが、荷物が積めるセダンとしての地位を築くに至った。
なにがキレイって、この赤がキレイ!『アテンザ』のボディカラーにまず感動しました。アルミの方向までキレイに揃えたからこそ生まれたという、この真珠のような、お化粧品のSK-IIのパッケージのような、質感のある赤はなかなか出せないですよね~。