インド新車市場でトップシェアを誇るスズキの現地法人、マルチスズキは7月28日、2012年度4‐6月期の決算を公表した。
スズキが世界に誇る高性能バイク、『GSX1300R』(通称:『ハヤブサ』)。そして、同社の中型セダン、『キザシ』。両車が登場するユニークなCMが、海外でオンエアされている。
7月26日の株式市場、スズキの終値は前日比7円安の1360円と続落、年初来安値を更新。2012年上半期の生産は高実績をあげたが、インド工場の暴動の先行きに対する警戒感から売りが止まらない状況が続いている。
スズキが25日発表した2012年上半期(1〜6月)の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比13.6%増の154万4842台と、上半期としては過去最高の台数で2年ぶりのプラスとなった。
スズキが25日発表した6月の四輪車生産・国内販売・輸出実績は、世界生産台数が前年同月比19.4%増の23万5506台。5か月連続で前年を上回り、6月としては過去最高となった。
スズキがフルモデルチェンジを予定している軽自動車『ワゴンR』。その発表、発売日が9月6日であることが明らかになった。
【お詫びと訂正】
全体相場は続落。
スズキは7月20日、インドの現地法人マルチスズキのマネサール工場で7月18日に起きた暴動により、7月21日の生産を休業すると発表した。同工場では暴動の影響をうけて7月19〜20日の間休業していた。
全体相場は反落。
インドにあるスズキの子会社、マルチ・スズキで従業員ら3000人以上による大規模な暴動が発生し、インド人の幹部1人が焼死、日本人役員2人を含む約100人が負傷した。
スズキは、マルチスズキのインド工場における暴動に関して詳細を発表した。
19日の株式市場、スズキが57円安の1451円と9日続落し、連日で年初以来安値を更新した。インド市場の低迷を懸念する売りが続いているもよう。なお、インド子会社で従業員による暴動が伝えられており、株価の重しになりそうだ。
スズキは、新型ロードスポーツバイク『GSR250』を7月18日に発表、30日より発売する。
全体相場は7日ぶりに反発。