その心臓は何と2リットル直噴ターボ。果たして、それで“エクスプローラーらしく走れるのか”というのが誰もが気になるところだろう。しかし心配は無用。結論は文句無しにイエスである。
22日、大手格付け会社のムーディーズが、フォードモーターの信用格付けを「Ba2」から投資適格級の「Baa3」へ引き上げた。これを受け、フォードモーターは声明を出し、これを大々的に歓迎する意向を示した。
25日、日米で同時公開される映画『メン・イン・ブラック3』。地球に生息する異星人を監視する秘密組織、MIBのエージェント、J(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)の相棒となる車が判明した。
低燃費と走行性能のバランスが取りやすい2リットル4気筒+ターボは今や各メーカーの主戦場となった観があるが、なかでもこのフォードのエコブースト・エンジンは最高出力、最大トルクともにスペックで優位に立つ。
最近のアメ車は侮れない、と言うのが試乗しての印象だ。ターボと直噴方式の助けを借りているとはいえ、排気量は2リットルだから、乗る前は心配だった。なにしろ車重は2tを超えている。だが、走らせてみると元気いっぱいだった。
フォード『エクスプローラー エコブースト』には二度驚かされる。
米国を代表するスポーティカーの1台、フォード『マスタング』。世界最大規模のソーシャルネットワーク、Facebook(フェイスブック)のマスタング公式ページが、自動車の車名別で、最も多くのファンを獲得したことが分かった。
動力性能的には、まったくもって問題なし。加速中のノリだって、最初のひと転がしこそ、粘りにやや欠けるように思うけれど、ある程度速度にのってしまいさえすれば、そうとう気持ちのいいライドフィールをみせる。
フォードモーターが、米国市場で今秋発売する『C-MAXハイブリッド』。同車が、競合するトヨタ『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)を意識した価格戦略を打ち出した。
『エクスプローラー エコブースト』に乗っていて、もっとも気をつけないといけないのは、ガソリンスタンドでハイオクを入れられてしまうことだ。そうエクスプローラーは最新のエコブーストだけでなく、全グレードでレギュラーガソリン対応となっている。
低排気量エンジンをターボで過給して、パワーを引き出しつつ、燃費も考慮する。最近どの自動車メーカーさんでもやっている手法ですけれど、いやはやこんな大型SUVにもその手が使われる時代になるとは!
全長5m超にして全幅2m。車両重量も2tを超えるというそんなフルサイズのアメリカンSUVを、2リッターの4気筒ユニットで走らせるという“驚愕のスペック”の持ち主は、意外にも静かにスムーズにスルスルと走り始める。
フォード・ジャパン・リミテッドは、「マスタング」の特別仕様車『マスタング・ザ・ブラック』を限定35台で5月26日から発売開始する。
5mを超える全長に2リッター直4エンジン。すでに発表されているように、『エクスプローラー』はV8を持たず、3.5リッターV6とエコブーストと呼ばれる直4ユニットのみとなった。で、その走りは……まずもって抜かりなし。
フォードモーターは10日、ルーマニア南西部のクライオバ工場において、「1.0エコブースト」エンジンの生産を開始した。