ダイハツ工業の馬場建二取締役専務執行役員は、28日の2012年3月期第2四半期決算会見で、トヨタ自動車の軽自動車参入について「今のところ大きな影響があるとは聞いていない」と述べた。
ダイハツ工業は28日、2012年3月期第2四半期決算の発表を行った。その会見の席上、伊奈功一社長は「うちの改革はまだ緒についたばかり。体質的にはまだ強くない」と述べた。
ダイハツ工業は28日、2012年3月期の第2四半期累計決算および通期予想を発表した。新型軽自動車『ミライース』の販売好調により通期の軽販売計画は4万台上方修正の59万台(前期比4%増)とし、利益予想も従来見込みより上方修正した。
全体相場は続伸。欧州債務問題、米国景気の先行きに対する警戒感の後退から、前日の米国市場が急伸したことが投資家の買いを促した。
ダイハツ工業は、国内新車販売が予想以上に好調なことから2012年3月期の通期連結業績見通しの利益を上方修正した。
ダイハツ工業が発表した2011年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比15.4%減の466億円と減益だった。
ダイハツ工業が発表した9月の生産・販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同月比8.5%増の9万3307台と好調だった。
ダイハツ工業は26日、軽貨物『ハイゼット』ダンプ仕様車のダンプスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
ダイハツ工業が26日発表した、2011年度上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によると、東日本大震災による影響から、国内生産は前年同期比14.6%減の28万3130台と2年ぶりにマイナスとなった。
日本固有の規格によるミニカーである軽自動車の市場争奪戦が激化する雲行きだ。トヨタ自動車が9月にダイハツ工業からのOEM調達で参入し、乗用車メーカー全8社が扱うことになった。
全体相場は反発。米国市場の上昇、円相場の軟化を背景に、輸出関連株を中心に買いが先行する展開となった。上値では値ごろ感からの売りも出たが、平均株価は前日比84円35銭の8823円25銭と反発。1か月ぶりの高値を付けた。
米雇用関連指標の改善、欧州財政危機への対応の進展期待を受け、前日の欧米市場が上昇。投資家心理が心持ち上向き、輸出関連株を中心に全面高の展開となった。
車は足代わりの移動手段と割り切ったユーザーが増えた結果なのだろうか。ダイハツ工業が「第3のエコカー」として発売した新型軽自動車「ミライース」が発売後2週間で約2万5000台を受注した。
ダイハツ工業は5日、軽乗用車『ミライース』の累計受注台数が、9月20日の発売後2週間で、月販目標台数の約3.6倍となる約2万5000台になったと発表した。.購入層は男性比率が50%を上回り、年齢層は幅広い層から支持を得ているとしている。
トヨタ自動車と富士重工業(スバル)が2005年10月5日に提携を発表して丸6年。富士重工・米国工場へのトヨタ『カムリ』生産委託で始まった両社の提携は、スポーツカーの共同開発や軽自動車生産のダイハツ工業への集約など幅広い成果を積み上げつつある。