エネルギー効率のトップランナーを目指したマツダの新エンジン「SKYACTIV-G」。トルクの小ささをカバーするため、CVTとエンジンの協調制御で高回転も積極活用。走りと燃費の両立を目指している。
マツダの尾崎清副社長は29日都内で開いた決算会見で、円高ドル安が急速に進んでいることについて「いかんともしがたい」としながらも、「座して死ぬわけにはいかないので、やるべきことをやるのがまず先決」と述べた。
マツダの尾崎清副社長は29日、東日本大震災を契機に部品の共通化が業界内で議論されていることについて「安直な共通化というのはできないと思う」との考えを示した。尾崎副社長は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。
マツダが29日発表した2011年4~6月期(第1四半期)連結決算は、東日本大震災の影響で減産を強いられたことなどが響いて営業損益が231億円の赤字となった。第1四半期の営業赤字は2年ぶり。前年同期は64億円の黒字だった。
米国市場の先行き懸念の高まり、円高の進行が市場参加者の警戒感を誘い、幅広い銘柄に売りが活発化。東証1部銘柄の7割強が下落した。平均株価は前日比68円32銭安の9833円03銭と続落し、6月30日以来約1か月ぶりの安値となった。
マツダが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、経常損益が258億円の赤字に転落した。
マツダの主力コンパクトカー『デミオ』。6月に登場したマイナーチェンジモデルの最大の目玉は、新エンジン「SKYACTIV-G」の採用で10・15モード走行時30km/リットルという公称燃費を達成したエコグレード『デミオ 13-SKYACTIV』だろう。
円高に対する警戒感が根強い一方、企業業績の改善に期待した買いが入る展開。外為市場で4か月ぶりの1ドル=77円台後半に円高が進行した局面は売りが優勢。しかし、円高が一服した後は買い戻しが入り、平均株価は前日比47円71銭高の1万0097円72銭と反発して引けた。
マツダ・インドネシア堀米代志社長は、「マツダの新しいブランドアイコンとして『MX-5』(日本名『ロードスター』)を導入する。まだ2シータースポーツカーを楽しむ余裕がある人が少なく価格も高価なことから台数は期待していない。ブランド強化のための導入だ」と語る。
マツダが発表した2011年上半期(1〜6月)の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同期比12.6%減の54万8026台と2ケタマイナスとなった。
マツダが25日発表した6月の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同月比1.3%減の11万3786台と小幅なマイナスにまで回復した。
ジャカルタモーターショー、マツダブースの主役は2台。ステージには布で覆われた『MX-5(日本名:ロードスター)』と反対側の回転台の上には『マツダ8(日本名:MPV)』が鎮座している。
マツダは、冠スポンサーとして協賛する「マツダオールスターゲーム2011」(22〜24日)の特別賞として『SKYACTIV TECHNOLOGY賞』を創設したと発表した。
4輪ではマツダのみが量産を続けるロータリーエンジン(RE)車。2011年はマツダが研究を始めてから50周年を迎える。本書では、バンケルによる発明から現在までのREの変遷を紹介し、そのモデル変遷を、カラーで収録したカタログページ約380点で解説する。
FUJITSUBOは12日、新世代のスポーツマフラー『POWER getter』シリーズを、マツダ/ユーノス『ロードスター』に対応させたと発表した。