ダイハツ工業は、2011年3月期の通期連結決算業績見通しを上方修正した。
ダイハツ工業が発表した2010年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期の約4倍以上となる527億円と過去最高となった。
ダイハツ工業の9月のグローバル生産台数は、前年同月比7.3%増の7万4946台となった。
ダイハツ工業は、軽乗用車『タント・エグゼ』を一部改良し、10月25日から発売開始した。
ダイハツの2010年度上半期(4〜9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同期比10.5%増の40万8581台と2ケタのプラスとなった。
全体相場は3日ぶりに反落。米国市場は続伸したが、円高を受けて輸出関連株に売りが先行。ただ、金融緩和策による下支えに対する期待感から一方的に売り込まれる展開とはならず。
ダイハツ工業は7日、『ムーヴ』『タント』2車種のドアミラーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは88万2006台。
トヨタ自動車が2011年秋に、ダイハツ工業からのOEM(相手先ブランド生産)調達により、軽自動車販売に乗り出すことになった。年間の調達台数は、予定する3車種がそろう12年の段階で年6万台を上限にすることで、ダイハツと合意している。
日本自動車販売協会連合会が発表した2010年度上半期(4〜9月)のブランド別新車登録車販売台数(軽除く)によると、スズキとダイハツを除く全ブランドが前年を上回った。