軽自動車、2世帯に1台普及へ

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全国軽自動車協会連合会が集計した2009年3月末現在の世帯当たり軽四輪車の普及台数は100世帯に49.5台となり、前年同期の48.7台からさらに0.8台普及が進んだことが明らかになった。「2世帯に1台は軽自動車」に近付いている。

この調査は総務省調べの「住民基本台帳世帯数」と国土交通省調べの「自動車保有車両数」をもとに算出したもの。今年3月末現在の世帯数は5287万7802世帯で、前年同期比55万2925世帯増となったのに対して、軽四輪車の保有台数は2617万3248台で71万1581台増えた。この結果、軽自動車の世帯普及率は2.06世帯に1台から2.02世帯に1台となり、2世帯に1台にもう一歩となった。
 
軽四輪車の保有台数は1977年(100世帯に15.9台)から33年連続して普及が進んでいる。1982年には100世帯に20台を超え20.2台、1988年には100世帯に30台を超えて31.9台となり、2000年に100世帯に40.8台と40台の大台を突破した。
 
地域別にみると、世帯当たり普及率が高い順に鳥取県、佐賀県、島根県、長野県、山形県の順番。「100世帯に90台以上の普及」は昨年と比べ1県増の6県、「100世帯に80台以上の普及」は2県増の16県、「100世帯に70台以上の普及」は2県増の30県になった。
 
反対に普及率の低いのは東京都、神奈川県、大阪府、埼玉県、千葉県の大都市が中心。「100世帯に50台以下の普及」は昨年と比べ増減なしの9都道府県、「100世帯に40台以下の普及」は1府減の6都道府県,「100世帯に30台以下の普及」は増減なしの3都府県、「100世帯に20台以下の普及」は増減なしの2都県だった。最下位の東京都を除いた全国の普及率は100世帯に54.7台(昨年53.7台)と2世帯に1台を超えている。

《レスポンス編集部》

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