不法滞在の発覚を恐れて逃走、死亡ひき逃げで外国人逮捕

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25日、群馬県千代田町内で、交差点を進行していた乗用車と軽トラックが出会い頭に衝突した。軽トラックの運転者が死亡。乗用車の運転者はクルマを放置して逃走したが、警察は後に外国人の男を逮捕している。

調べに対して男は「在留期限が切れていたために逃げた」などと供述しているようだ。警察では不法滞在の発覚を恐れ、逃走を図ったと推測している。

群馬県警・大泉署によると、事故が起きたのは25日の午前5時25分ごろ。千代田町上五箇付近の県道で、交差点を進行していた乗用車と軽トラックが出会い頭に衝突。大破しているのを通行人が発見した。

軽トラックを運転していた男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡が確認された。乗用車の運転者は現場にクルマを放置して逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

乗用車はインドネシア国籍を持つ37歳の男が使用しており、警察ではこの男が容疑に関与したものと断定。立ち寄り先で発見し、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は見通しの良い交差点。乗用車側に一時停止義務があった。破損状況から60km/h以上の速度で衝突したとみられる。

《石田真一》

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