10日午後、愛知県名古屋市熱田区内の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。陸橋に進む本線と側道の間にあるコンクリート製の欄干に激突する事故が起きた。クルマは大破。運転者を含む男性4人が死亡、1人が重体となっている。
愛知県警・熱田署によると、事故が起きたのは10日の午後1時35分ごろ。名古屋市熱田区沢下町付近の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。JR東海道本線を越える陸橋へ向かう本線と、側道の間にあるコンクリート製の欄干に激突した。
クルマは大破。運転者を含む23-26歳の男性4人が死亡。21歳の男性も頭部強打で重体となっている。運転していた23歳の男性と、後部座席の1人は頚部骨折で即死状態。また、後部座席の3人はシートベルト未着用だったという。
現場は片側2車線。クルマは相当なスピードで欄干に衝突したとみられており、ブレーキ痕は残されていなかった。欄干には衝撃を緩和する装置などは取り付けられていなかった。死亡者は出ていないものの、この地点ではこれまでにも数回の衝突事故が発生していたようだ。