子どもを車内に残したキー閉じ込み件数、391件…JAF 2-3月

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子どもを車内に残したキー閉じ込み件数、391件…JAF 2-3月
  • 子どもを車内に残したキー閉じ込み件数、391件…JAF 2-3月

JAFは13日、全国で2月と3月に行ったロードサービスのうち、「キー閉じ込み」の件数を発表した。それによると、全体で5万7250件、うち幼い子どもが自動車の車内に残されたままのキー閉じ込み件数は、全国で391件にものぼった。

子どもが車内に残されたままのキー閉じ込みの出動支部別では、福岡エリアが最も多く54件、続いて愛知が35件、岐阜が25件と多かった。391件のうち、車内にいる子どもが誤ってスイッチやリモコンキーを操作してドアをロックしてしまった件数は76件で、全体の約2割(19%)。この他に車内にいる犬がロックしてしまったケースが1件だった。


JAFが過去に実施した車内温度の測定テストによると、気温20度の穏やかな春の日差しでも、閉め切った車内の温度は50度まで上昇することがわかっており、たとえわずかな時間でも幼い子どもを車内に残すことは熱中症事故の原因となり大変危険だ。

子どもを車内に残さないのが最重要だが、ほかに「キー閉じ込み」防止のポイントとしてJAFは、(1)ドアの施錠はカギを手に持って行う、(2)トランクに荷物を積む際の置き忘れに注意する、(3)クルマのキーは子どもに渡さない、の3点をあげ注意を呼びかけている。

《宮崎壮人》

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