『ハイブリッド』
著者:木野龍逸
価格:790円 発行:文藝春秋
2009年クルマ業界の話題の中心は、トヨタのハイブリッドカー『プリウス』だ。ほとんど手作りの状態からスタートした電池作り、1997年初代デビューから10年を超える技術の蓄積は、ハイブリッドカーにおけるトヨタの優位性を揺るぎがないものにしている。
本書では、プリウスの開発を牽引した中心メンバー数十人にインタビューをおこない、ハイブリッドカープリウス誕生から現在までをルポルタージュ。「いつも二番手」「真面目だけど面白味がない」そんなイメージでとられるトヨタとは一味違う、開発者たちの意外な姿を垣間みることができる。
気になる見出し…●触れないほど熱くなる電池●自分たちで電池をつくる●プリウスを続けるか、やめるか●九九パーセントダメだな