フィアット『パンダ』(15.2km/リットル)が2年連続で輸入車部門1位。フィアットブランド本部のアンドレア・カラットリ氏は「フィアットは1900年台からコンパクトカーに力を入れてきた会社。長年の経験の積み重ねで、エンジンは小さいが車重は軽く、さらに運転していて楽しいというクルマづくりを得意としている」と自信をみせる。
現行パンダは登場から6年を経るが、いまだに根強い人気を博しているクルマ。パンダの今後についてカラットリ氏は「近いうちにフェイスリフトを受けたものを見てもらえるときがくるだろう」という。
また、同社の安全で軽いクルマづくりについて同氏は「安全装備などの増加で重くなるところを、いかに軽くて丈夫な素材を使うなどで車重増を抑えるか。軽くて丈夫なクルマづくりにも積極的に取り組んでいきたい」と語った。