スズキは2日、スズキの歴史やものづくりを紹介する展示施設「スズキ歴史館」が完成、開館式典を行った。2日より「スズキ歴史館ホームページ」などで予約受付を開始し、13日から一般公開される。
スズキは、1909年にものづくりが盛んな遠州地方の浜松で鈴木式織機製作所として創業。創業者・鈴木道雄の『お客様が欲しがっているものなら、どんなことをしてでも応えろ。頑張ればできるものだ』という“ものづくりの精神”に情熱を注いできた。その精神を大切に受け継いでいきたいという思いで「スズキ歴史館」を開設したとしている。
1階から3階まで一直線につながる階段は、現在からスズキが創業した1909年まで、過去の様々な社会的出来事を紹介する歴史を遡る階段となっており、階段を上りきった3階に展示した鈴木式織機から、スズキの歴史紹介が始まる。
2階は開発・生産フロアで、スズキの四輪社ができるまでを紹介。立体映像での溶接・塗装紹介コーナーもあり工場見学の気分を体験することができる。また1階では、現在販売している二輪車、四輪車、船外機などを展示する。
見学は完全予約制となっており、スズキ歴史館ホームページなどで申し込みを受け付ける。
スズキ歴史館
■所在地:静岡県浜松市南区増楽町1301
■開館時間:9時00分 - 16時30分
■休館日:土・日曜日、年末年始、夏期休暇等
■入館料:無料
スズキ歴史館ホームページURL
http://suzuki-rekishikan.jp/