バッテリー技術の進歩で、バイクの世界でも電動バイクの実用化が進みつつある。ホンダやヤマハ発動機が商品化を表明しているが、この春に元気なのは海外製の電動バイクを輸入する業者さんたち。
和歌山ホンダはドイツ製電動スクーター『e-max』を発売する。最高時速は50kmだが原付2種登録が可能で、使い勝手はまずまず。1回の充電で40 - 50km走れるタイプ(36万7500円)と60 - 80km走れるタイプ(39万9000円)がある。「まだ電池の性能が物足りませんが、リチウムイオン電池になればもう少し性能が上がります」と担当者。「電動バイクの時代も近いです」と力説していた。
イタリア・adiva(アディバ)日本法人も電動スクーターのプロトタイプを展示。インホイールモーターを採用し「年内には発売したい」という。