凍結路面でスリップしたクルマにトラック突っ込む

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20日午前、福島県田村市内の国道288号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。対向してきた大型トラックと衝突する事故が起きた。この事故で後部座席に同乗していた2歳の男児が死亡、運転者ら2人が重軽傷を負っている。

福島県警・三春署によると、事故が起きたのは20日の午前9時55分ごろ。田村市常葉町山根付近の国道288号を走行していた乗用車が凍結路面でスリップ。横滑りするような状態で対向車線側に逸脱し、直後に対向車線を進行してきた大型トラックと衝突した。

トラックは乗用車の側面部に衝突。後部座席に同乗していた2歳の男児が頭部を強打し、まもなく死亡。助手席に同乗していたと34歳の男性が頭部強打の重傷。運転していた34歳の女性が打撲などの軽傷を負っている。後部座席にはチャイルドシートが積載されていたが、事故当時の使用状況は不明だという。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。路面は凍結してシャーベット状だった。警察ではブレーキ操作とハンドル操作の誤りが事故の主因としている。

《石田真一》

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