ホンダは、年末社長会見で電動二輪車を2年後の2010年をメドに市場投入すると発表した。
同社は、日産自動車や三菱自動車が注力している電気自動車の実用化については消極的だ。一方で、走行距離が比較的短い「二輪車」の領域では、バッテリーの特性を活かしやすいと判断、バッテリーで走行して走行時にCO2を一切出さない電動二輪車の開発を進めており、2年後を目処に市場投入する。
また、二輪車事業ではタイで2009年末までに、販売する二輪車全モデルにPGM-FIの搭載を予定しているが、FI展開の最重要モデル『Wave100』を来年1月にフルモデルチェンジすることも明らかにした。