新日本石油は、7月1日出荷分の石油製品(ガソリン・灯油・軽油・A重油)の卸価格を1リットル当たり8.4円引き上げると発表した。1年前の2007年7月の卸価格と比べると、約35円上昇している。
同社では、7月の原油調達コストが原油価格の上昇と為替レートが円安となったため、6月と比べて1リットル当たり8.4円上がったことから、卸価格も引き上げる。
編集部注 --- e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、6月27日のレギュラーガソリンの全国平均価格は164.4円/リットル、ハイオクは175.4円/ リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。