F1フランスGP(22日決勝)で3位に表彰台に登ったトヨタのヤルノ・トゥルーリ。
スタートでフェルナンド・アロンソ(ルノー)をオーバーテイクした後は、後ろを一度も振り返ることなく力走を続け3位を死守。先日レース中に事故死したオヴェ・アンダーソン元チーム代表に捧げる2年ぶりの表彰台を勝ち取った。
「チームが一丸となって掴んだ結果。素晴らしい週末になったよ。このレースをトヨタ・モータースポーツのために多大なる貢献をしてくれたオヴェ・アンダーソンに捧げるため、本当に一生懸命プッシュした。今日はハードでタフで、最高のレースだった」
「僕らよりも速いマシンを相手にしなければならないときもあったが、なかなか良いペースで走ることができた。終盤になって雨が降ってきたときは、すごく気を遣ったよ。というのも、前を走っているときには雨の状態が判断つきにくいから」
「リズムを取り戻した後にヘイキ(コバライネン。マクラーレン)とホイールtoホイールで戦った。まるでゴーカートみたいだったよ」
「今週末のチームは、ミスを一切犯さなかった。新パーツを製造してくれたファクトリーから完璧なピットストップをしてくれたメカニックまで。まだまだやるべきことは残っているが、今日のところは大満足。チームの仕事ぶりは見事だし、マシンもうんとコンペティティブになったし、全員がモチベーションに溢れている」
「これからもこの調子でやっていきたい」と、トゥルーリはレース後語っている。