【東京オートサロン08】豊田副社長もテスト、レクサス IS F レーシング

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【東京オートサロン08】豊田副社長もテスト、レクサス IS F レーシング
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トヨタ自動車は11 - 13日に千葉市、幕張メッセ開催された「東京オートサロン2008」で、レクサスのブースを設け、3台の車両を展示した。

その中で目を引いたのは、真っ黒なボディの『IS Fレーシングコンセプト』だ。同車は『IS F』の開発にあたって製作した実験車両で、その説明書きにはこんなことが書かれている。

「クルマ本来の魅力である『操る楽しさ』を極限まで追求するとはどういうことか?
走りを愛するドライバーがワクワクするその“瞬間”とは?
そして、ドライバーが主役となって、その歓びを深めていくためにISFはどうあるべきか?」

「この問いかけの答えを導き出すため、開発者自身の感性を磨く目的で製作されたのが、このIS Fレーシングコンセプトです。開発者がサーキットでの限界走行を通じ『操る楽しさ』『瞬間という価値』といったエモーショナルな部分を自ら体験し、その感性を磨き具現化していくための実験車両として造られたクルマです」

この実験車両には国際ライセンス(3級)を取得している豊田章男副社長も試乗した。そして開発陣を激励し、いろいろと注文をつけたという。そのとき、豊田副社長は普段の業務では見せない本当に楽しいそうな表情をしていたそうだ。

《山田清志》

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