富士重工業は25日、スバル『フォレスター』の新型を発表した。スバル車の特徴である走行安定性に優れたシンメトリカルAWDを踏襲。クロスオーバーSUVのジャンルで走りのよさをアピールする。
初代フォレスターは、ワゴンでもSUVでもない「乗用進化形SUV」といったキャラクターで登場。3代目となる新型は、乗用車感覚の取り回しにこだわりつつ、室内ユーティリティの熟成と都会的なデザインが与えられた。
新型モデルでは、ライバルとなるトヨタ『RAV4』やホンダ『CR-V』など、SUVよりのフォルムとし、パッケージングは、乗用車感覚のドライビングポジションを保ちながら、SUVの使い勝手さを取り入れている。
走行性能は、走破性を高めるためにロードクリアランスを拡大しつつ、エンジン搭載位置を低くすることにより車両安定性を高めている。
エンジンは水平対向2リットルエンジンで、4速ATと5速MTが組み合わされる。10・15モード燃費は、自然吸気エンジンと4速ATの組み合わせで13.8km/リットル、ターボモデルは13.0km/リットル。
価格は、199万5000 - 320万7750円。