東京駅八重洲口の長距離バス乗り場を彷彿させるような光景が会場内でもみられる。トラック・バスなどの商用車と合体した今回の東京モーターショーでは、日野自動車、三菱ふそう、ヒュンダイなどが大型観光バスのニューモデルを出品。
このうち、日野はホテルの「スイートルーム」を思わせるような『日野セレガ・プレミアム』を世界に先駆けて出展した。
“ゆったり、ゆっくり、贅を尽くす”をキャッチフレーズに広々とした室内はゴージャスな12人乗り。セレブな気分を味わってみたいと「試乗」を希望する来場者が殺到し、展示コーナーの前はいつも長蛇の列。「土日は40分以上もお待ちになることもある」と、説明員はロープを張りめぐらせながら汗だくになって応対。
会場での「試乗」はわずか4分程度だが、レクサスのようなおもてなしを受けながら、夢気分で“観光バスの旅”を満喫できるのが嬉しい。