「JATA世界旅行博2007」が14日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。今回は過去最高の134か国・地域が参加し、文字通りアジア最大級の旅行イベントにふさわしいにぎわいを見せた。
会場では各国が思い思いにブースを飾り、自国のPRを懸命になって行っていた。なかには自国のお酒や食べ物を振る舞ったり、伝統的な音楽を披露するなど楽しみも盛りだくさん。ブラジルのブースではF1レース中に亡くなったアイルトン・セナ選手のヘルメットが展示してあり、足を止めて眺める来場者もいた。
もちろん、各ブースにはいろいろと資料も揃えており、普段はなかなか入手しにくい海外旅行情報も収集できるようになっている。しかも、各国選りすぐりの美女が応対してくれる。
また、イベントも3か所のステージで開催され、バレーダンサーによるショーやソプラノ歌手のコンサート、タンゴ、バリ舞踊、サンバショーなどが行われていた。1日いても飽きないイベントと言っていい。
世界旅行博は16日まで開催され、主催はJATA国際観光会議・世界旅行博実行委員会。入場料は大人1200円。