新型マツダ『デミオ』(5日発表)のインテリアは先代とは大きくイメージを変えた、立体的なデザインに進化している。
先代ではフロアに設置されていたシフトレバーは、ミニバンのようなインパネシフトに変更され、操作性を向上。センタークラスターパネルも女性を意識した曲面的なデザインを採用している。
デミオのチーフデザイナーを担当したデザイン本部の前田育男さんは「デミオのインテリアは動きのある空間をテーマに開発しました。コンパクトカーらしい優れた使い勝手を実現しながらも、力強さと軽快感を両立させています」
「インテリアカラーはスポーティなモダンブラックのほかに、新型デミオのインテリアのイメージカラーとなっているカームホワイトを設定しています。白い表皮なので汚れを気にする方も多いと思いますが、『13F』以外のモデルには、ジュースやケチャップなどの液体が染み込みにくいクリーナブルシートを採用していますので、白いインテリアでも汚れに対して神経質になる必要はありません」という。
新型デミオのインテリアはスポーティな雰囲気を感じさせながらも、曲線や円形を基調としたパーツを多用し、女性にも親しみやすいデザインに仕上げている。さらにデザイン性が増したことで、質感に関しても先代に比べて大幅に向上している。このインテリアデザインも新型デミオの見どころのひとつだ。