【フィアット 500 新型発表】深夜の発表イベント 速報

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伊フィアット・オートモビルズは現地時間4日夜、新型フィアット『500』(チンクエチェント)の発表イベントをトリノで催した。タイトルは、『ウェルカム・バンビーナ』。Bambinaとはイタリア語で、少女のほか、可愛い娘も意味する。

7月4日に設定されたのは、ちょうど50年前に、“元祖”フィアット500が発表されたことに因んだもの。イベントは午後10時30分から、トリノのムラッツィ突堤を中心としたポー河の河岸を使って行なわれた。

イベントの演出は、トリノ五輪の開・閉会式を手掛けたプロデューサー、マルコ・バリッヒが手掛けた。約7000人の招待客の中には、内外のメディア関係者のほか、フィアット・ミラフィオーリ本社工場の従業員500名も含まれていた。会場をはさむ2つの橋には、夕方から一般客が陣取りを行なった。

モンテゼーモロ・フィアットグループ会長、マルキオンネ同社長も参列する中、まずは「チャオ、チャオ、バンビーナ」をはじめとする50〜60年代のカンツォーネが流れ、ユル・ブリンナーに代表される往年の著名人500ユーザーが紹介された。続いて水上を数々の旧型500が走りまわり、光と花火によるスペクタクルが繰り広げられた。

やがて23時50分、新型500が水上ステージに登場。その後ふたたび花火が15分にわたって続き、すべてが終了したのは深夜0時15分だった。

イベントの模様は、公式ウェブサイト『500 wants you』によるストリーミング放送が行われた。また、イタリア国内では、全国版民間放送局『カナーレ5』を通じ、イベント名と同じ『ウェルカム・バンビーナ』の番組名で深夜0時まで同時生中継された。自動車の発表会がテレビ番組として放映されるのは、イタリアでも異例のことである。

なお、車両の概要は、イタリア時間5日の発表会で公表される。新型500は、すでに2万5000件の先行予約があったという。ちなみに4日、ミラノ証券取引所におけるフィアット株は、新型500への期待と“ご祝儀”の意味が込められ、取引開始直後から1.05%高の23ユーロ台を記録した。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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